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知っ得コラム

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2013年 2月号

省エネクッキングで時間も節約

戦時中から戦後にかけて、「代用食」という言葉が流行しました。米の代用になる食べ物という意味で、「代用食世代」という言葉まで登場。
痩せてはいましたが、骨は太く皆明るかった。口に入るものは何でも食べないと生き残れない時代。
その結果として、カルシウムやビタミンなども意外にしっかり取れていたのです。
イナゴ、ドジョウ、木の中の虫などは焼くと香ばしくて、貴重なタンパク源でした。
代用食というと、その筆頭は何といってもサツマイモ、次がダイコンでした。どちらも丸々として太い根菜である点が共通しています。

子どもから女性、お年寄りまで人気があったのは、いうまでもなくサツマイモ。甘みが強く、ほくほくした食感が好まれたのです。

サツマイモは煮ても、焼いても、揚げてもうまい。

当時、子どもたちに人気のあったのが、サツマイモと白米を一緒に炊き込んだご飯で、塩をちょっと掛けるだけで満腹するまで食べられたものです。

理想的な食べ方をいえば、何によらず「一物全体食」にあります。焼き芋だったら、熱々のうちに皮ごと頬張ること。そのものの生命エネルギーをそっくり頂戴することになり、本体の栄養に加えて、皮に多いセルロースといった筋状の食物繊維をたくさん取ることができます。

日本人の腸はうさぎ型で、肉食中心の欧米人に比べて長いことが分かっています。このため食物繊維が不足すると便秘しやすい。サツマイモには、食物繊維に加えてヤラピンという通じを良くする成分も含まれているため、排せつを助け、便秘を防ぐにはうってつけなのです。細胞のさび止めビタミンなどと呼ばれるビタミンEも多く、不老長寿をもたらすともいわれています。

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