JA鳥取中央は1月23日、倉吉市の総合育苗センターでスイカ・メロン苗の接木作業の始まりを祝う接木式を開きました。同センターでは今年、スイカ苗を72㌶分の28万7500本、メロン苗を5㌶分の2万7500本、白ネギのチェーンポット苗を12㌶分の7135箱、他の品目を含め計97㌶分の37万3135本・箱を供給する予定です。

接木作業は、寒さや病気の耐性を強くするために行われ、台木の品種は、食味向上のために供給先のスイカ、メロン両生産部の強いこだわりにより選定されます。
約30人の作業員が1つ1つ手作業で1日約9000本の接木作業を行い、温度や水やりなど徹底された管理の元、ポットで苗を育てます。作業は4月2日まで続き、3月1日から生産者へ供給される予定です。

JAの栗原隆政組合長は「天候不順が続いているため苗床での観察により一層の力を入れ、生産組織のバックアップをもらいながらスムーズに供給していってほしい」と話しました。