羽合ぶどう部会は、21日、湯梨浜町で、ブドウの出荷協議会と査定会を開きました。協議会で生育概況や販売情勢を報告。出荷要領などを協議し、ブドウ「ピオーネ」の初出荷を26日に決めました。
査定会では、30房の「ピオーネ」を調べ、平均房重量は637・2㌘、平均糖度は16・2と、上々の仕上がりを確認。6月中旬以降、昼夜の温度差が大きく開いたことにより、順調に着色が進みました。病害虫も少なく、各作型とも粒張りや房型は良好。食味、糖度は平年並み以上で、品質の高いブドウが出来上がりました。
同部会の石原弘副部会長は、「手間を惜しまず、我が子のように育てたので、一房でも多く食べてもらえたらうれしい」と意気込みました。
同部会では、34戸が約4・7㌶で、「ピオーネ」や「シャインマスカット」を栽培。出荷量54㌧、販売金額8467万円を目指します。

同日は、北条支所ぶどう生産部も北栄町で査定会を開催。「ピオーネ」の平均糖度は、16・4で、初出荷を23日に決めました。

写真=ブドウの品質を確かめる生産者たち