JA鳥取中央らっきょう生産部会は北栄町のJAらっきょう共同乾燥施設で20日、特産の鳥取らっきょうの初出荷式を開きました。県内産地のトップバッターとして全国に向けていち早く出荷します。
昨年12月以降の積雪や低温などの気象災害を経て、これまで概ね順調に生育。1球重量は小玉傾向だが、分球数が多いため株あたり収量は前年度以上となる見込みです。今年度は157戸の農家が49・2㌶で栽培し、「洗い」「根付き」で計870㌧の出荷、5億8000万円の販売を目指します。
初日は、4500箱(1箱10㌔)を出荷しました。今年は、同JAが新たに作成したテレビCMで鳥取らっきょうのPRや、加工品のレモン風味のらっきょう酢を商品化し、販売促進に取り組みます。
同部会の天野英次部会長は「大きさ、白さ、玉の仕上がりには自信がある。高品質に仕上がったのでシャキシャキとした食感と味を楽しんでもらいたい」と話しました。