スイカの出荷が本格的に始まったことをうけ、大栄西瓜組合協議会と倉吉西瓜生産部会は8日、それぞれの選果場で初出荷出発式を開催しました。
大栄西瓜協議会は、同日約2万玉を出荷し、テープカットとくす玉割で祝いました。7月下旬までに京阪神を中心に全国に「大栄西瓜」を送り出し、21億円の販売を目指します。
地理的表示(GI)保護制度に登録されている「大栄西瓜」は、3L中心と大玉で、今年5月の査定会で平均糖度12.3度を記録するなど甘く、シャリ感が良いのが特徴。3年ぶりに、販売促進として関西圏のスーパーや駅で生産者が対面販売で顔が見える産地づくりを強化します。
山脇篤志会長は「どこをたべてもおいしいスイカなので、たくさんの人に食べてほしい」と話しました。
倉吉西瓜生産部会も、倉吉スイカの初出荷セレモニーを開催。倉吉農業改良普及所の福田孝彦所長が試食し、今年の出来を確かめたのち、出席者で出荷を万歳で祝いました。
今年は94㌶で栽培し、約33万ケース(1ケース15.5㎏)を全国に出荷する予定です。