JA鳥取中央倉吉西瓜生産部会は26日、倉吉市で県立農業大学校の学生や栽培に興味がある人を対象に「倉吉西瓜産地体験会」を開きました。出荷最盛期を迎えたスイカの収穫や選果場の視察を通じて担い手の確保につなげます。
同部会は2025年までに20人の新規就農者の確保を目指しており、体験会は倉吉農業改良普及所と連携し、その一環で開催されました。収穫から選果場での荷受けまでを体験した農大生は、「運搬車など、学校では使えない農機が使えたことが良かった。自分たちが栽培していたスイカより何倍も重いので農家の大変さが実感できた」、「実際に体験したことにより就農に対する視野が広がった」と話しました。