JA鳥取中央は北栄町で、大栄西瓜選果場の機能向上を図るため新選果機の導入する「施設機能向上工事起工式」を開催しました。関係者30人が出席し、玉串をささげ工事の安全を祈願しました。
今回の工事では、安定出荷対策として、高精度の外観検査装置や内部品質センサー、情報処理設備を導入。センサーでの傷害や日焼け、糖度などを測定する精度を大幅に向上させ、検査員の労力軽減につなげます。
他にも、製品プールラインの新設でロボットパレタイザーを8台から4台への集約や、これまで手選果していた特大サイズのスイカ用の選果ラインを設置することで作業員削減による経費圧縮を行います。
総事業費は9億8800万円で、2021年度産地生産基盤パワーアップ事業の補助金を活用します。
同JAの栗原隆政組合長は「大栄西瓜組合協議会設立50周年にふさわしい販売高22億円を突破することができた。超スーパーブランドに向けて高性能選果による日本一の産地を目指したい」と話しました。