24日に初出荷を迎える鳥取県特産の露地梨「二十世紀」の収穫が、JA鳥取中央管内で21日から始まりました。今年は好条件での交配や梅雨明け後の適度な雨、病害虫の被害もなかったことから、大玉で糖度ののったみずみずしい梨に仕上がっています。収穫は9月中旬まで続き、関東、関西、中四国に出荷されます。

 

 

「二十世紀」の県内最大産地の湯梨浜町にある梨園でも、安藤翔馬さんが朝6時から収穫作業に汗を流しています。

 

安藤さんは就農2年目で梨を65㌃栽培。23日には35コンテナ(1コンテナ20㌔)収穫しました。安藤さんは「1年通して大事に育ててきたので、見た目がきれいで美味しい梨に仕上がった。甘さと適度な酸味を味わってほしい」と話しました。

 

湯梨浜町と北栄町の一部で組織するJA鳥取中央東郷果実部は240戸が約63㌶で「二十世紀」を栽培。12万4000ケース(1ケース10㌔)の出荷、6・6億円の販売を目指します。