生産者や関係者が見守る中、10玉のメロンの糖度や重量を測り、今年のできを確認しました。

JA鳥取中央倉吉メロン生産部は倉吉市の中央営農センターで、抑制ネットメロン査定会を開きました。青肉メロン「ベネチア」平均重量は1・7㌔、赤肉メロン「恋人」は同1・4㌔で上々の出来を確認。10月末まで出荷します。

今年は梅雨明け以降、乾燥状態が続きましたが、栽培努力により高品質なメロンに。平均糖度は「ベネチア」は、15・6、「恋人」は16・4で2品種とも、昨年以上の高糖度となりました。

 同部の佐々木敬敏生産部長は「8月から9月の高温の中、一生懸命作ったメロンで、おいしく立派に仕上がったので、たくさん食べてほしい」と話しました。

今年は7戸が「ベネチア」を40㌃、「恋人」を7㌃栽培。県内、山陽地方を中心に1000ケース(1箱7㌔)、420万円の出荷、販売を目指します。