JA鳥取中央羽合ぶどう部会は、湯梨浜町で「潮騒熟成ハワイ種なしピオーネ」の出荷協議会と査定会を開きました。平均糖度は記録が残っている平成10年以降で2番目に高い17・4。着色進度も順調で期待できる品質で24日から出荷を始めます。
ピオーネは大粒系の黒ブドウで、巨峰より甘さ、香りが強いのが特徴。査定会に持ち込まれた30房は、平均房重量が593㌘で粒重は16・8㌘と、どれも張りのある大粒のブドウに生育していました。こまめなハウス管理の実施により、昨年以上に着色が良く、需要が高い盆前出荷が見込める出来栄えとなっています。
同部会の松本憲一部会長は「潮騒熟成でミネラルを含んだ爽やかなピオーネ。例年以上においしくできたため、ぜひ食べていただきたい」と話しました。
同部会は32戸が3・4㌶で「ピオーネ」を栽培。出荷量38㌧、販売金額6200万円を目指します。