大栄抑制メロン生産部は、赤肉メロン「プリモレッド」の収穫を開始しました。
「プリモレッド」は令和3年に品種登録された新品種で、糖度が高く裂果しにくいのが特徴。23日の査定会では、平均糖度が16を超え大玉に仕上がったことを確認しました。10月をピークに11月後半まで出荷します。
北栄町の特産品「大栄西瓜」の後作として抑制メロンを栽培。支柱につるす栽培ではなく、地面を這わせる「地這え栽培」をすることで、スイカと同じ資材を活用でき資材投資を削減。同部では、果肉が柔らかい品種から切り替えたり、2年前から香港への輸出を開始するなどして昨年初めて販売実績が1億円を突破。今年は11戸増えた64戸が13㏊で栽培しています。出荷量は3万5000箱(1箱8㎏)、販売金額は1億2600万円を見込みます。
同部副部長の山口真弘さんは「西瓜に次ぐ新たな特産品になってくれれば」と期待していました。