JA鳥取中央らっきょう生産部会は、北栄町の特産品「鳥取らっきょう」の初出荷式を開きました。初日は「洗い」、「根付き」併せて2450ケース(1ケース10kg)を全国へ送り出しました。3月以降の気温上昇とともに生育が順調に進み平年同様の収量を予定します。

 

同部は本年度、140戸が51.8haで栽培し、「洗い」「根付き」を計816.1tの出荷を目指します。これまで出荷は段ボールで行ってきましたが、「根付き」の一部はコンテナに切り替え品質を維持できるよう改善。販売では今年は新たに、23日に東京大田市場で行うJA鳥取いなばと合同での販売セレモニーの開催や、JA女性会と作成した生ラッキョウレシピの活用で宣伝活動に力を入れました。

 

同部会の竹本貴光部会長は「レシピの活用で鳥取らっきょうのリピーターを増やし、消費拡大につなげたい」と力を込めました。