鳥取県特産の梨「二十世紀」の選果が22日、倉吉市の倉吉梨選果場で始まり、JA鳥取中央倉吉梨生産部は初出荷セレモニーを開いた。22日と23日は、国内向けに先駆けて貿易用を選果。

 

セレモニーでは初荷を載せたトラックを万歳三唱で見送りました。同選果場では台湾と香港の他、県内で唯一アメリカにも輸出します。対米には英語表記の専用箱4400ケース(1ケース10kg)分を準備。

 

鳥取市で冷蔵保存し10月に神戸港から出発。セレモニーでは、地元小学生の「打吹童子ばやし」が太鼓演奏で盛り上げました。同部の大野俊一部長は「過去にない秀率の高さで太鼓判を押せる出来。見た目、みずみずしい味両方楽しんでほしい」と話しました。

 

今年は108戸が24haで二十世紀を栽培。4月の降ひょうや害虫被害で出荷量が減少したものの5万2000ケース(同)の出荷で2億6000万円の販売を見込みます。国内向けは25日に初出荷します。