JA鳥取中央の特産の一つ、中玉トマトが収穫の時期を迎えており、生産者は作業に精を出しています。JAオリジナル野菜友の会は北栄町内の生産者で組織。食味が良く糖度が高い中玉トマト「華小町」を栽培しており、「ナンチューうまいトマト」という商品名で販売しています。

「ナンチューうまいトマト」は皮が薄く、酸味は控えめで甘いが強いのが特徴で、今年は猛暑で裂果があったものの、例年並みの収穫量が見込まれます。8月下旬から収穫が始まっており、12月上旬まで続く。
販売する袋の中には生産者の顔写真を入れ安全・安心をPR。全生産者分を集めたいというファンも現れるほど人気となっています。

 

 

中玉トマトの栽培を始めて15年目の同会の手島文平部会長は、スイカの後作として10aで1170本栽培。「大栄西瓜と一緒にナンチューうまいトマトも知っていただきたい」と話しました。同会は、27戸が大栄西瓜を収穫した後のハウスを使い、約3haで栽培。90.5tを京都や大阪の市場へ出荷、7050万円の販売を目指します。