JA鳥取中央白ねぎ生産部は倉吉市で、出荷の本格化を前に「白ねぎ出発式」を開催し、生産者や行政など約50人が白ネギの天ぷらで乾杯し、士気を高めました。今シーズンの秋冬白ネギは夏の高温干ばつで生育が停滞し、平年よりも遅れ気味での出荷開始となりました。
同部は181戸が、日本海側で砂地の北栄地区から大山山麓の黒ぼく土の倉吉・関金地区、琴浦地区までの1市2町の3地区で計49.5haで栽培。今年は高温干ばつで一部欠株の発生も見られましたが、農家や営農指導員、普及員で対策を練り、2L中心のネギに仕上がりました。
▲白ネギの天ぷらを準備し、みんなで乾杯
倉吉・関金地区で栽培する岡本昭司副部長は「脇役になりがちだが、大きく切っておでんに入れると主役にもなりオススメ。寒くなったらぜひ食べてください」と食べ方をPRしました。
出荷は3月上旬まで続き、24万5000ケース(1ケース3kg)の出荷し3億6750万円の販売を見込みます。