倉吉市でチンゲンサイの収穫が始まっています。秋の暑さの影響もありチップバーンなどの生理障害が起きたが、水や温度の管理、害虫などの防除のタイミングを徹底したことで、肉厚で葉の色も濃いずっしりとしたチンゲンサイに仕上がりました。
今年で栽培12年目となるJA鳥取中央倉吉チンゲンサイ生産部の岩井直義部長は、「倉吉スイカ」の収穫を終えたハウス約1haで、9月頃から種を撒き栽培を開始。現在は、1日に200ケース(1ケース2㎏)を毎日収穫をしています。同部では2年前からJA全農とっとりを通して餃子の王将と契約栽培を行っています。評価は高く、年々出荷する量が増えています。
岩井部長は「水ギョーザや中華風スープ、漬け物にすると子どもに喜ばれる。シャキシャキプリプリのチンゲンサイを楽しんでください」と話しました。
同部は52戸が12haで栽培。240tの出荷で販売金額6000万円を見込みます。