JA鳥取中央青壮年部は、倉吉市で冬期研修会を開きました。

今回は、部員など約20人がグループに分かれ、「先輩農家のしくじり体験」をテーマにそれぞれの失敗談や教訓を共有。

「経験した気象災害から学んだこと」「突然の労働力不足への対策」などテーマに沿ったお題について話し合いました。

「交配前にハウスの窓を開けていた時に大霜がおり、苗に大きなダメージが。時間がかかってでもそれ以降は必ず閉めるようにしている」、「求人サイトに情報をアップしたら1日もたたないうちに4人も応募してくれた。有料でも試す価値はある」などの体験談を共有しました。

その後、鳥取県農林水産部経営支援課が作成した就農準備から経営品目の決定や農業経営が疑似体験できるオリジナルの農業版人生スゴロクも行い、交流を深めました。

同部の大田忠敏委員長は「自分たちの農業経営に活かせるようにと企画した。スゴロクも経営品目以外の疑似体験ができて盛り上がり、良い研修ができた」と話しました。