鳥取県中部総合事務所農林局は、園芸試験場で就農研修受入農家向け研修会を開きました。親方と呼ばれる研修生受入経験がある農家3人が体験談を発表や、グループに分かれて意見交換をしました。
様々な受入事例を交えることで親方としての心構えや役割を再確認するのと同時に、それぞれ研修生にあった研修の進め方や注意点を学ぶました。
親方は研修生の技術指導だけでなく、就農後のフォローやミスマッチを防ぐための適性判断など重要な役割を担っています。
倉吉西瓜生産部会の岸本泰明指導部長は「管理作業は最初から手本を見せた方が良い。こまめにアドバイスなどのフォローをすることも心掛けている」と体験談を発表しました。
研修を受けた琴浦ミニトマト生産部の三谷直人副部長は「みんなが上手く就農にできるわけじゃない。受け入れ農家は研修生が農業に向いているか、見極める役割もある。受け入れ農家になるのは大変だと感じた」と話しました。