JA鳥取中央管内で特産の露地梨「二十世紀」の花が開花し、生産者は交配作業に追われています。湯梨浜地区を中心に結成される東郷果実部では、作業を8日から始め、10,11日がピークとなりました。

同部では、240戸が63haで「二十世紀」を栽培。65aを栽培する就農2年目の安藤翔馬さんは、9日から交配を開始しました。「今年もおいしい梨を届けられるようにできることを精いっぱい頑張っていきたい」と意気込みました。

今年の交配は、昨年12月からの雪が根雪となり、生産者が梨園がある山に入れず、剪定など作業の遅れが心配されましたが4月からの好天で平年より2日早い作業となりました。

収穫は8月下旬からを予定し、13万箱(1箱10㎏)、7億円の出荷、販売を計画します。

写真=一つ一つ交配用の筆でヤマナシの花粉を丁寧に付けていく安藤さん