JA鳥取中央と鳥取県中部総合事務所農林局は12月15日、北栄町でパイプハウス施工保守管理研修会を開きました。新規就農者を対象に行われ、行政やJA関係者含め30人が参加。園芸資材を扱う(株)アークスの職員が講師を務め、ほ場で6m×15mのパイプハウスを建てました。
雪や風の被害に対する保守管理ができるようになってもらうことに加え、近年、資材費や人件費等の事業費が高騰していることから、どのようにコストを削減するかを施工を通して学習しました。また同時に、新規就農者同士のつながりづくりのきっかけにもなりました。
このような研修会が開かれるのは今回が初めて。講師の指導の下、建設の位置決めから筋交いの設置までの工程を行い、全員で1棟のパイプハウスを完成させました。
来年就農を予定する参加者は「実際に建ててみることで学べることがある。実践的でとてもタメになったため、自分が実際に建てるときは、今回のことを思いだしたい」と話しました。