長芋生産部は11日、北栄町で特産のナガイモと「ねばりっこ」の出発式を開き、出荷を盛大に祝いました。長雨や干ばつで例年よりやや小ぶりですが、甘みとコクのある芋に仕上がりました。
来年の3月末まで収穫を予定し、冷蔵管理で来秋までの周年出荷を行います。
「ねばりっこ」は、同町を中心に栽培する県オリジナル品種。ねばりが強く、肉質が緻密であくが少ないのが特徴。同生産部では、103戸がナガイモと「ねばりっこ」を33.8haで栽培。県内、広島、大阪、東京、長野、熊本に出荷します。
収穫の掘り取り作業も、順調に進んでいます。
1.3haで栽培する竹本健二さんは、2人で、パワーショベルで深さ70㎝を掘り、その後手作業で収穫します。
「今年は異常気象で、育てにくい年だったが、いいものができた」と太鼓判を押しました。