JA鳥取中央は北栄町で、柿「富有」の出荷説明会を行い、生産者や行政、JA関係者ら約50人が参加しました。今年4月に管内一つの生産部となり、初めて、柿「富有」の説明会開催となりました。生産部の一本化により、栽培指導や選果基準が統一され、出荷製品の品質向上や出荷量の増加と安定による有利販売の実現を目指します。
JA担当者が出荷規格や出荷要領などについて説明し、生産者らと持ち込まれた柿の見本を手にとり、形状や色、傷などの出荷基準を確認しました。着色は順調に進んでおり、糖度も高く例年通り順調な生育となっています。11月1日を初出荷日とし、12月上旬頃まで中国地方を中心に京阪神へも出荷されます。
同部の竹原正純生産部長は「短いシーズンですが、栄養たっぷりの柿を十分に味わって楽しんでもらいたい」と話しました。
写真=出荷基準を確認する生産者