琴浦栗生産部は、9月8日に、琴浦町特産の栗「ぽろたん」の出荷を開始しました。8月の台風9号の被害で、収量にやや影響がありますが、玉太りの良い高品質の栗に仕上がりました。初日は、約100㌔を出荷。10月上旬までに2・5㌧の出荷を見込み、県内の市場を中心に出荷します。
1粒が30㌘以上と大玉の「ぽろたん」は、甘みと風味が豊かで、低温貯蔵で糖度が増します。鬼皮に切れ目を入れ加熱すると、渋皮が簡単にぽろっとむけるのも特徴です。同町農業委員会が遊休農地の有効活用に2011年から植え付けています。
同生産部は、36戸が4・7㌶で栽培しています。9月中旬をピークに、1日300㌔を出荷する予定です。
生産部の河上幸徳部長は「色、大きさともに立派な栗ができた。新型コロナウイルス下で、外食できないが、自宅で様々な栗料理を挑戦して楽しんでほしい」とPRしました。