県特産の露地梨「二十世紀」の収穫が湯梨浜町で19日から始まりました。低温、大雨、台風と自然災害に見舞われた年となりましたが、生産者の徹底した管理で糖度・玉太りは上々の仕上がりに。22日から、関東、関西、中四国へ出荷されます。
湯梨浜町と北栄町の一部で組織するJA鳥取中央東郷果実部は、245戸が約67㌶で「二十世紀」を栽培しています。12万5000箱(1箱10㌔)出荷、6億5000万円の販売を目指します。部全体では「二十世紀」や「新甘泉」など含め、18万2770箱、9億4000万円を目指します。
果実部の山田清生さんは、この日520㌔を収穫しました。「一生懸命作った梨なので、たくさんの人に食べてほしい」と話しました。