鳥取県立倉吉農業高校の食品科食品コースの生徒4人は16日、同校で地元の食品加工会社の宝福一と開発した新商品「カレー味の福神漬け~七福神の贈り物~」を試験販売しました!福神漬けを、細かく刻んだ野菜と一緒にまろやかなカレー風味ペーストで煮込んだ逸品となっています。生徒が製造している食品に二次加工を施し更なる付加価値をつけて販売することで、同校のPRにつなげることが目的です。
同コースの生徒は、ハムやベーコンの食肉加工品の他、農産物を利用した味噌、醤油、漬物を製造。今回の新商品は、生徒が栽培したらっきょうや大根を原材料にした福神漬けを使って開発しました。5月末から商品開発に取り組み、辛さの調節をどうするかという課題がありましたが、試食を繰り返しながら子どもから大人に楽しんでもらえる辛さに仕上げました。熱いご飯にのせるだけで、どこでも本格的なカレーが楽しめるようになっています。商品のラベルは、生徒がデザインし、七福神の顔が野菜になっている点がポイント。
同日は、のうこう市場を開催し、同校で生産している野菜や花、加工品も販売。
同コースの仲田菫瑚さん(17)は、「ご飯のお供として気軽に食べられる商品なので、ぜひ手に取って食べてほしい」と話しました。
1瓶130㌘300円(税込み)で販売。今後、好評であれば定番化を予定します。
写真=販売したカレー味の福神漬け