第12回全国和牛能力共進会鳥取県推進委員会は18日、琴浦町の鳥取県中央家畜市場で第一次選抜集合審査会を開きました。今年10月に鹿児島県で開かれる全国和牛能力共進会に向け、県内の出品候補牛を審査。県内から37頭が出場し、33頭を選抜しました。
審査員8人が、体型や栄養度など14項目を測定。JA鳥取中央管内からは9頭を出品しました。今回から第6区(総合評価群)に全県一区での出品で挑み、前回大会を上回る成果を期待します。
全体講評では、「体の長さや深さなどの発育は、非常に高いレベルで牛が揃っていた。一方で体のゆるさがあるため、つなぎ運動をして体を締めていくことが重要」とありました。
審査委員長を務めた県農林水産部畜産振興局の岡垣敏生局長は「第6区の全県一区は、今までにない取り組み。良い成績が残せるよう、関係機関が一丸となって全面的にバックアップしていきたい」と話しました。最終予選は7月28日に予定しています。