JA鳥取中央の子会社(株)グリーンファーム大黒は27日からの3日間、県立農業大学校アグリチャレンジ科の研修生を受け入れ、倉吉市のほ場で農家実習を行いました。

農業生産現場での実習の中で、農業経営や農業状況を学び就農のイメージの具体化を図ってもらうが狙いです。

 

今回は2人の研修生が参加し、収穫が終了したスイカの1.8ha分のトンネルの片づけや抑制スイカのつるひき作業を実施。

 

研修生の福井周二さんは「農業をやってみたいと思い以前の仕事を退職し参加した。しかし、農業の経験がないので就農に向けて一つでも多く勉強し、今後に役立てたい」と話しました。

 

同社の金田英樹常務は「現在、ビニールなど資材が高騰しているため来年も再利用するなど、実習を通して現状を踏まえた農業を知ってもらいたい。また片付けは地味な作業かもしれないが、次年度のスタートと思って取り組んでほしい」と話しました。

 

写真=職員の指導の元、撤去したビニールをたたんでいく研修生