JA鳥取中央と倉吉農業改良普及所は湯梨浜町で、ブロッコリーの定植指導会を開き、同町の生産者、行政、JA職員7人が参加しました。
同町では、令和3年の秋冬作より新規にブロッコリーの作付けを始め、本年が2年目となります。
主に水田からの転作や耕作放棄地を活用し、2.2㌶の面積で栽培に取り組みます。
そして、今シーズンから全自動野菜定植機を導入し、ローテーションを組んで6人のブロッコリー生産者が順番に利用します。
指導会では、ヤンマーアグリジャパン(株)の野口弘史さんが、定植機の使用方法や作業時の注意点を説明した後、新規生産者が実際に苗を定植。
10月上旬から3月までの収穫を予定しています。
参加者は「定植機を導入することで収穫時期が分散できるので、面積を増やせそうです。これを機にたくさんの人に利用していただいて、生産拡大を目指したい」と話しました。
今後の栽培指導はJAと普及所職員によって行い、生産者と関係者が一体となって取り組みます。
写真=指導会の様子