琴浦栗生産部は、早生品種の栗「ぽろたん」の出荷を開始しました。6日に接近した台風11号の被害で4、5割が落果し収量が減った一方、実が肥大する7月ごろに適度な雨が降ったため、例年並みの仕上がりとなりました。「ぽろたん」は、1粒が30g以上の大玉で、加熱すると渋皮が簡単に剥けるため、人気があります。今年は、収量が減ったため、出荷期間は2週間程度で終了となります。
同部は33戸が4.4haで「ぽろたん」を栽培。台風被害前の計画では、2.5tの出荷、275万円の販売としていました。河上幸徳部長は「おいしい栗なので何とか残ったものを出荷し、できるだけ多くの人に食べてほしい」と話していました。お買い求めは、同JAの直売所か、県内のスーパーへ!