リモートで市場とつなぎ、今年の販売報告をしました

JA全農とっとりは、倉吉市で開かれた「鳥取すいか」販売御礼の会で、2022年産「鳥取すいか」の1㎏当たりの平均単価は244.5円となり、3年連続で過去最高を更新したと報告しました。

本年作は、大玉傾向で高い糖度が期間を通して安定し、食味も抜群と高品質なスイカを出荷。前年を1538t上回る1万4217tを出荷し、34億7600万円で販売を終えました。

サクランボなど同時期の競合品目の出荷が少なく、売り場の確保できたことや、6月下旬以降記録的な暑さが続き、需要が高まったことが高値販売に繋がりました。

同会には主要産地の生産部長、JA関係者らが出席。関係市場7社とリモートでつなぎました。市場の担当者は「産地の努力で食味がすばらしいスイカだった。6月中下旬のハウスからトンネル作への切り替えがスムーズにできた」と振り返りました。

全農とっとり運営委員会の栗原隆政会長は「生産基盤拡大や選果機能向上を図りながら、厳選出荷でファンを拡大させ、販売高40億を目指していく」と話しました。