鳥取県北栄町の特産品「大栄西瓜」を生産するJA鳥取中央大栄西瓜組合協議会は10日、北栄町で、設立50周年記念大会を開催しました。生産者や全国の市場、行政、農業関係団体など約270人で、これまでの歩みを振り返り、次の50年も持続可能なブランドを確立していくことを申し合わせました。
同協議会は1973年に大栄町農協西瓜組合長協議会として設立。2019年に「大栄西瓜」の地理的表示(GI)保護制度登録されたことなど、ブランド確立への取組を振り返りました。
山脇篤志会長は「先人が強いプライドを持って生産販売に知恵を振り絞り、産地が存続していることに感謝したい。50年、100年先もスーパーブランドとして大栄西瓜を後世に残していきたい」と話しました。
記念講演では、大阪中央青果の中島啓太社長が「市場を取り巻く環境と消費の動向」と題し、コロナ後の販売や商品価格が決まるポイントなどを解説しました。