JA鳥取中央倉吉関金白ネギ生産部は、倉吉市でドローンによる白ネギ防除作業実演会を開きました。JAでは、白ネギのドローン防除は初めての試み。生産者や行政、メーカー、JA関係者など約30人が参加しました。
高度2mから少量高濃度散布をするドローン防除で、適正な防除効果を得られるかを確かめます。6~11月(月1回程度)に6回散布し、動力噴霧器で散布する区画との違いを見ていきます。
ドローンに積載できる農薬量は少ないため、少量で効率よく散布できる農薬が必要です。最近では、登録農薬は19種類と増えてきました。
同部の前田直樹さんは「防除作業時間が少なく、労力もかからない。防除効果が確認されれば導入を考えたい」と話しました。