JAグループ鳥取は、米子市で県下営農指導事業実践発表会を行いました。県内3つのJAから選抜された営農指導員6人が、営農指導の取組成果を発表。厳しい審査によって、県代表に北栄営農センターの森下開斗さんが選ばれました。

審査員が公平に採点します

各発表者は、各JAが特産化を進める農畜産物の生産性の向上や生産拡大に向け、現場の課題や組合員ニーズを踏まえた取り組みを発表。

森下さんは異常気象や病気に強いブロッコリーの新品種の導入や収穫後の品質を維持し出荷する発泡氷詰めの導入、新たなレシピ開発で消費拡大の取り組みなどを発表。早期の収穫など農作業労力の削減やブロッコリーの販売単価の向上につながっていると話しました。

JA鳥取県中央会の谷垣重彦専務(写真・左)は「県内農業の生産基盤の維持には、組合員や地域との関わりが不可欠。JAが地域のよりどころとなれるよう、JA営農指導員の役割発揮を期待している」と激励しました。

森下さんは、8月に鳥取県で開かれる中国地区JA営農指導員交流集会に出場します。