JA鳥取中央倉吉メロン生産部は倉吉市で、プリンスメロンの査定会を開き、平均糖度16.9と上々の仕上がりを確認しました。
同日から選果を開始。関西市場をメインに7月初旬まで出荷する予定です。5月中は日・火・木曜の午前中に選果場で送料込みでの特別価格で販売するフェアも開催します。
1968年から同市で栽培が始まり、ふるさと納税の返礼品としても人気が高く、全国の人から愛されています。甘い香りで糖度が高く、日持ちするのが特徴です。栽培では、農薬の代わりに脱脂粉乳やブドウ糖の散布を行うことで安全安心なメロンを提供しています。今年は定植期の3月が低温で例年と比べ1週間程度生育が遅れたが、交配後の日照が十分だったことで2L~Lサイズの大玉傾向となっています。
会には、生産者や市場関係者ら約40人が出席。同部の佐々木敬敏部長は「例年通り良いものがお届けできる。4、5日置いておくと熟して食べごろになる」とアピールしました。
今年度は16戸が1.45haで栽培し、28tの出荷で1820万円の販売を計画しています。