JA鳥取中央大栄西瓜(スイカ)組合協議会は、北栄町でブランドスイカ「大栄西瓜」の盗難を防ぐ「北栄町大栄西瓜パトロール隊」出発式を開きました。生産者、警察、町、JA関係者ら約40人が出席。本格的に出荷が始まる6月上旬から毎日、2人1組で圃場を巡回し不審者に目を光らせます。

同協議会役員らが、2004年から警察と連携して毎年パトロールを実施。一部のハウスには監視カメラを設置し、昨年からはドローンを飛ばし抑止効果を高め、昨年は被害件数0件でした。式では倉吉警察署の田中大道警部補が「畑周辺でウロウロしている人には、挨拶だけでも声をかける」など注意点を説明。その後、パトカーで圃場に移動し生産者と出荷を控えた大玉のスイカを見て回りました。

 

同協議会の村岡高志会長は「丹精込めて作ったスイカ。心待ちにしている消費者に届けるためにも、1玉も失うことなく出荷したい」と意気込みました。