JA鳥取中央泊西瓜部会は、湯梨浜町でスイカ「とまり美人」の査定会を開きました。持ち込まれた5玉を査定すると、平均重量は8.5kg(前年7.9kg)、内側の糖度が13.6(同12.1)、外側の糖度は12.7(同11.8)と昨年以上に大玉で高糖度に仕上がっていることを確認。初出荷は29日から行い、6月上旬がピークになる見込みです。島根県の取引市場とJA直売所「ハワイ夢マート」へ出荷します。

 

県内で出荷が一番早い「とまり美人」は、昨年より生産者が2戸増えた7戸が1.2haで栽培。3月の定植以降、低温が続いたためやや遅め生育となったが、ここ最近の昼夜の寒暖差もあってか上々の出来栄えとなりました。査定したものの中には糖度が14を超えるものもありました。

中田洋一部長は「必ずまた食べたいと思っていただけるスイカになっている。ぜひ食べてほしい」と話しました。今年は62tの出荷で1800万円の販売を見込みます。