東郷果実部と湯梨浜町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会は、同町にある梨「二十世紀」の古木「百年樹」の前で豊作祈願祭を開きました。

同委員会が2004年に7(な)月4(し)日を語呂合わせで「梨の日」に制定。湯梨浜町立東郷小3年生が「なしの唄」を披露しました。

同部では、213戸が91.2haで「二十世紀」や「新甘泉」など10品種以上を栽培。生育状況では、4月の交配以降も温暖な気温が続き、実どまりは良好と平年並みの生育となりました。

生産者や行政、JA関係者ら約40人が参加。同JAの上本武組合長などが玉串を捧げ大玉になるよう祈願しました。

同部の岡崎和彦副部長は「食べてシャリ感や甘さのあるおいしい梨を食べてほしい」と話しました。

出荷は、ハウス栽培の「二十世紀」が8月上旬、露地栽培は上中旬からを予定。