JA鳥取中央倉吉梨生産部は倉吉市で、担い手確保のための産地体験会を開催しました。鳥取県立農業大学校の学生など14人が参加。梨「秋甘泉」の収穫体験や選果場見学を通じて、梨栽培のイメージ作りに役立ててもらいます。
同部の田島嗣規さんの園地にて、収穫の際は下に引っ張らず上向きにもぎるなど注意点を説明した後、作業を開始。
同市の広田一恭市長も駆けつけ、1玉約250gほどの大玉を厳選しながら1時間で15コンテナ分以上収穫しました。
農大1年生の原丈人さんは、「学校でも梨を作っているが、ここはカメムシ被害や傷がある梨が少なく、プロのすごさを感じた」と話し、就農する品目を探し中という本田真也さんは「収穫は面白いが、良いものを採らないとというプレッシャーがある」と話しました。
同部の田村智章副指導部長は「皆さん熱心にされてうれしい誤算だった。来年以降も続けていきたい」と意欲を見せました。