北栄白葱生産部は、今月末からの出荷を前に、秋冬白ネギの販売対策会議を開きました。長野、関西、山陽、地区から5社の担当者と役員ら14人が参加。1ケース(3kg)当たりの単価1400円を目指すことなどを協議しました。
今年は7月下旬から8月下旬にかけてまとまった降雨がなく猛暑と干ばつによる根痛みやスリップスによる葉への被害が多かった。追肥や土寄せの作業にも遅れが生じた為、細物傾向だと報告しました。出荷は10月下旬に始まり、12月下旬をピークと見込みます。
市場からは「他産地でも数量減のため1日でも早く出荷してほしい」と意見が出ました。
同部の井上寿樹部長は「販売ではいい値段をつけていただいて喜んでいます。また、しっかりと売り場を確保していただいてしっかりと消費者に見えるところで販売してほしい」と市場に呼びかけました。