青壮年部は、琴浦町でJA鳥取中央が取組むみどりの食料システム戦略について勉強会を開きました。
昨年稼働を始めた琴浦グリーンセンター(堆肥センター)の視察やJA畜産部の職員から石炭灰入り堆肥の取り組みについて話を聞き知識を深めました。
琴浦グリーンセンターでは、新たに導入した撹拌機(4軸スクリュー式)による堆肥製造過程や次亜塩素酸水の噴霧による脱臭システムを視察。ペレット加工した堆肥を手で触って品質を確認しました。
地域の未利用資源の活用として、中国電力と連携し水稲向けの石炭灰入り堆肥の商品化を進めており、化学肥料使用量削減に向けた実証試験も行っています。
今後の堆肥の活用促進を目指し、フレコン規格の取り扱いや配送拠点、注文のデジタル化等の意見交換も行いました。
大田忠敏委員長は「昨年、琴浦グリーンセンターで製造された堆肥を散布したところ、臭いが少ないと良い評判だった。高品質な堆肥だと認識できたので野菜や米、果樹など多品目で堆肥利用が進むよう盟友へ声掛けしたい」と話しました。