JA鳥取中央倉吉・関金白葱生産部は、部員の白ネギ栽培の技術向上や部員間のつながりをより深めるため、初めて白ネギ研鑽会を開きました。生産部と倉吉農業改良普及所、JAが連携して実施し、第1回目は育苗時の温度や水管理などについて、座学と現地視察で情報交換を行いました。

研鑽会は年4回の開催を予定。今回は同普及所の担当者が、播種後と発芽後のそれぞれの潅水のポイントや排水対策、ほ場準備について講義。種苗会社の担当者も出席し夏越しに優れる新品種や資材も紹介した後、実際に育苗中のハウスで、発芽率を上げる方法などについて生産者同士で意見を出し合いました。

参加者は「ここ数年、苗づくりに苦労していたため、何がいけなかったのか勉強でき、とてもためになった。次回も参加して知識を身に付けたい」と話しました。